私の好きな野菜ベスト3に入る、「ラディッキオ ロッソ」。
ラディッキオロッソ(Radicchio rosso)は、
ヴェネトの特産で、赤チコリ。
トレビスもこの仲間ですね。
この日は、ラディッキオ農家を訪ねました。
家族経営されている農園で、若い息子さんが案内してくれました。
これから春にかけて美味しくなるラディッキオ。
こちらでは、ラディッキオだけでも7種類育てていらっしゃるとのこと
なかでも私が一番好きなのが、
「ラディッキオ・ディ・ トレヴィーゾ・タルディーヴォ」(中央の大写真)
独特の栽培方法で育てられます。
畑で育てて収穫後、
根を川から流れてくる水に漬けて15日間ほど育てます。(軟白栽培)
白い根が沢山出てきた頃、葉をかき分けると、
中に赤い新芽(先がクルンとカール♪)が出ています。
ここが食べる部分になり、外側の緑の葉は廃棄部分となります。
家族総出で(85歳のお婆様も!)、一個ずつの葉を剝いていました。
ロスが多く、手間をかけて育てられるので、高級になるのも納得です。
タルディーヴォは、パリッとみずみずしいのがたまりません。
丈が短いほうが美味しいそうです。
私は、オリーブオイル&アップルビネガーで食べるのが好き
カステルフランコ種(右上写真)は、
赤と白がまだらになった柔らかい、レタスよりデリケートな食感。
美しいので、冬の花とも言われています。
他は、キオッジャ、トレヴィーゾなど近郊の町の名前がついています。
色のコントラスト、形が本当に美しいラディッキオ。
畑を周って、靴がドロドロになりながら、
テンション上がっていました
ロマネスコ、ブロッコリ、フェンネル、キャベツなどの畑も案内してくださいました。
春になると、白/グリーンアスパラガス、
夏はズッキーニ、ナスなど・・・1年中作って休む暇はないそうです。
帰って、タルディーヴォとインゲン豆のサラダ、農民風スープ、
うなぎとプラムの煮込みポレンタ添え、ピンツィを教わりました。
ベネツィアらしいお料理ばかり。
健康に気をつけているTeresaの料理は、
シンプルで体に優しい味付けです
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