ミラノからベネト州ヴェネツィアモリアーノへ。
友人のTeresa宅でお世話になります。
 
彼女とは、よくスカイプで連絡を取っています。
イタリアに着いてからも毎日のようにかかってきて、
「ベネトでのプログラムは、ばっちり組んだわよ!
沢山動くから、ミラノでは休んでおいてね」とのこと。
私が行くのを楽しみにしてくれているようでした。
 
ある日は、栗祭りに出掛け、
その後、プロセッコの村へ。
プロセッコ街道は、
くねくね曲がり道を車でどんどん登っていきます。

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     途中、いくつかのワイナリーを通り過ぎました。
遅い時間になってるので、
「他でも販売してるしティスティングも出来るみたいよ」
と促してみたのですが、彼女は首を縦に振りません。
彼女の目的のワイナリーはただひとつ。
道に迷いながら、何人かに尋ねて、ようやく到着しました。

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 そこは、ヴァルドッビアデーネの近く、特に日当たりが良くて
標高が高い急斜面の丘陵地エリアのワイナリーで、
ハイクオリティなプロセッコを作っていました。
 
プロセッコとは、ベネト州のぶどう品種で、白の発砲ワイン。
ベネトにいると、前菜の時からよく登場します。

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見晴らしは最高です。
でも歩くだけでも大変な急斜面。機械は通らないから
手摘みのようですが、とても骨が折れる作業だなぁと思いました。
 
ティスティングルームでは、3種飲み比べましたが
香りが良くてフルーティ、ほどよいコクがあった1本を選びました。
「Valdobbiadene cartizze superiore」
 
海外には発送してくれないとのこと、
ワイン好きの大切な友人へのプレゼントに
スーツケースに入れて、大事に持ち帰ることにしました。