アレッツォに到着後、すぐに料理の支度が始まりました。
まずは、夕食に使うカーボロネーロ(黒キャベツ)やキャベツ、
ビエトラ、葡萄などの収穫です。
お庭で、野菜や果物、ハーブ、鶏の卵、薔薇・・・
沢山育てていらっしゃいます。
期待が膨らむ、今夜の料理
白いんげん豆や黒キャベツ、じゃがいもなどたっぷり使ったスープを作り、
余ったパンとオーブンで焼いた、トスカーナの郷土料理、「リボリータ」。
一度、料理学校で習ったのですが、
もっと美味しいリボリータのレシピが知りたくて
リクエストしたのが、本当に本当に美味しくて・・・
優しく実直なお人柄が料理に現れているようでした。
リボリータには、ピリリと辛いトスカーナのオリーブオイルが合いそうです。
ちなみに、この日は赤玉葱を1/4にカットして、一枚ずつはがし、
スプーンのようにリボリータをすくって、いただきました。
玉葱の辛味がアクセントになって、これも美味!
この時期旬の葡萄を使ったパン、「葡萄のスキアッチャータ」。
種も一緒に食べるイタリア人は多いようですが、
食べやすいようにアレンジして、作ってみたい美味しい1品です
ピンクの小花柄ネルのワンピースを着ているマンマが可愛い!
生地をこねているテーブルは、こね板やまな板、
麺棒が収納できるようになった優れもの!
1750年代くらいには、どこのお家にもあったそうですが、
今は使っている人が少ないそうです。
テーブル板は大理石で、ドルチェ作りにも最適。
マンマは、このテーブル台の上で産声をあげたそうで、
愛着がおありなのも納得です。
豆や粉類を入れているガラス瓶や、テラコッタ鍋、鍋敷き・・・、
代々受け継がれた道具を大切に使っていらっしゃることにも
感銘を受けました。
薔薇やお花の絵、飾り皿、
動物達が描かれた壁のタイルやクッション、
可愛いらしいものに囲まれた、
憧れるようなトスカーナの暮らしがありました
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