10月に伺った、京都で予約がなかなか取れない
「草喰なかひがし」。

レッスン時には、美味しかったお店情報など、
随時お話させていただいてますが、
ブログUPのほうは、なかなか追いつかず
遅くなりましたが、画像を見たいという方がいらしたので、
年が明ける前に、サクッとUPしていきますね!

2010年、色々な美味しい料理に出会いましたが、
なかでも印象が強く、何度も行きたくなる貴重なお店でした。

お誘いいただいて、12人貸切で特別コースを堪能してきました

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八寸
黒豆の枝豆、戻り鰹、鮎、揚げ栗、白いちじく、むかご、銀杏・・・
どれも独特な食材の活かし方で、衝撃的。
特に初めて食べた、香茸は味わい深くて感動しました。
「どこでとれるんですか?」って聞いたら、
「その辺の山でとってきますねん」と、にこやかに答えられて


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◇天然なめこ 海老芋の小芋 白味噌仕立て  
◇みのりの秋の鮎味噌幽庵漬の笹巻き、茹で落花生、
  赤万願寺の焼き物

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◇鯉のお造り とんぶり、マイクロトマト、新生姜のムースなど
  紫蘇酢で
◇松茸のお吸い物

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◇鯖のなれずし  ナイアガラ(松本の葡萄酒)
◇煮えばな (お米が炊き上がって蒸らす前のご飯


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◇小豆を射込んだ蓮根、虚無僧茸の炊き合わせ
◇天然鰻、黒皮茸、杉茸の焼き物

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◇地蜂の子、あけびの皮と椎茸、くるみの白味噌和え

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◇白ご飯と焼き松茸、からすみ  香の物など
  メインディッシュの目刺し、写真撮り忘れました~

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◇おこげ。 焼き加減をParis か Napoli、NewYork 
 のどれにする?と聞かれて、私はもちろんNapoliで(笑)。
◇温州みかんにバジリコとバルサミコ酢 葡萄

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食事の間に、和やかに会話も弾んで♪
なかひがしさんのご子息が、イタリアで料理修行なさったそうで、
私も料理学校に行ってた地域だったので、
お話が盛り上がりました。

アイス珈琲を淹れてくださったのですが、
ポットやカップ、小皿などは、イタリアから持ち帰った
思い出の品だとか。

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素敵なポットにカメラを向けると、
なかひがしさんが、わざわざ前に持ってきてくださいました(^^)

有名店ですが、こちらを緊張させるような感じがなく、
終始和やかで、駄洒落を言って、お茶目ななかひがしさん。
興味のあることを色々聞くと、優しく冗談も交えて答えてくださる
のがなんとも楽しい♪

ここでは言い表しようのないような、
初めて味わう、独自の滋味深い料理の数々・・・でした。
山に分け入り、食材を自ら収穫し、
自然の四季を熟知されている、こちらの料理は別格。

一番伝わってきたのは、「もてなしの心」だったように思います。
旬の食材の美味しさを最大限に引き出され、
華美ではなく、清々しく盛り付けられたお料理を、
リラックスして、心から味わう喜び。

なんか別世界に行って来たみたい。
帰ってからも、余韻を感じて、ほんわかとしていました。
こんなことは珍しいですが、すごく感動しました。
百聞は一見にしかず、ですね!

来春にまた伺うのが、楽しみです


お店情報:
「草喰なかひがし」
京都市左京区銀閣寺交番所前
TEL:075-752-3500
PM0:00-2:00(要予約)
PM6:00-9:00( 〃 ) 
月定休