食べて、祈って、恋をして

イタリアの食べるシーンが出てくるので、この映画観たい!と
思っていたら、思いがけず、あることの御礼にと、
東京のKさんからチケットが2枚届きました。
なんて素敵なの Grazie mille!!
嬉しすぎてその夜、さっそく友人を誘って観に行って来ましたよ

ニューヨークで活躍する女性ジャーナリスト、リズがある日、
すべてを捨てて1年間、 自分探しの旅に出る。
イタリアで食べて、インドで瞑想し、バリ島で恋をし、
だんだんと精神的に解き放たれる、主人公の実話に基づいた
ベストセラーストーリー

ローマで、トマトソースのスパゲッティを食べる時、
本当に美味しそうに食べていたので、帰って作りたくなりました。
そういえば、トマトのシンプルなパスタ、しばらく食べてなかったわ。

イチジクと生ハムの前菜が、ちらっと出てきて、
「あっ、今月のメニューと同じだ」って思ったり

BARでは、カッフェを注文する時の混み具合がすごくて、
ちょっと笑ってしまいました。

ナポリではピッツァを頬張るシーンもあり、まさにイタリアでは
食べてばかり。
ダイエットを気にしないで、好きなだけ食べて、笑顔を取り戻すリズ。
どれだけ満たされ開放されるか、よく分かります。

ひとつ、イタリアの言葉で、「dolce far niente」=何もしない喜び
が象徴的に使われていました。

私が知っているイタリア人は、普段は本当によく働いて、
睡眠時間が少ない人が多いです。
特に女性は、年配の方でも元気でパワフル!
困難があっても、前向きに明るく乗り越えていきます。
私には見習うべきところが多いですが、
そんな忙しい彼ら彼女達にも、dolce far nienteは
あるのだろうかと、ふと思いました。
バカンスには、仕事をスパッと休んで、
各地でのんびり過ごしているようなので、
そんな時は、dolce far niente なのかもしれません。
今度、聞いてみたいと思います。

そしてインドでは、修行道場で知り合った男性から
「自分を赦す」ことを気づかされ、
最終目的地バリ島では、美しい自然の中、
ブラジル人男性と運命的な出会いをします。

ジュリアロバーツが自然に演じるリズに、
自分を重ねて、色々と癒されました。
一緒に行った友人とは、似た境遇なので、「見所が多いねぇ」と。
1年も「本当の自分探しの旅行」をすることは、難しいかもしれないけど
この映画で、とても楽しむことが出来ました。