毎日料理レッスンで、充実した日々を送っていたある日、「YAE、観光に行きたくない?」とおっしゃる先生。
ヴェネツィアは何度か観光に来ているし、今回は限られた時間しかないので、ヴェネト料理に関するところに連れて行ってほしいと話すと、助手さんが「だったら、バーカリ巡りに行きましょうよ!」と素敵な提案してくれました。
助手さんは、ヴェネツィア島のリストランテで働いてたこともあり、とても詳しい様子。「明日は歩きやすい靴を履いてきてね」と言って、電車の時刻を調べ、朝の9時から13時まで、ばっちりプログラムを組んで、先生と私を翌日迎えに来てくれました。
ベネツィア島に着いて、バポレット(船)に乗りました。助手さんは定期券を持っていて、バスガイドさんのように見える景色を説明してくれます。
リアルト橋で降りて、まずは魚市場へ。活きた新鮮な魚介類が並び、日本では見られない魚も多くて、水族館に来た子供のように興奮します。(この辺はビデオを撮っていて、写真がなくてゴメンナサイ)
そして、いよいよバーカリへ。
バーカリとはヴェネツィア島の食文化のひとつ、ワインバーのような居酒屋さんのようなところで、1ユーロ前後でチケッティという、おつまみのようなものを食べたり、オンブラ(ワイン)を飲んだりできるお店。
ヴェネツィア人は、朝から晩まで好きな時にバーカリに入って、カウンターでワイン片手に飲んだり、食べたり、おしゃべりに興じたり・・・数件はしごをしながら家へ帰るそうです。
ショーケースには、特産の生ハムやチーズ、ルーコラなどが挟まれた美味しそうなパニーニが!
私は、バッカラ(塩漬けにした鱈)ペーストのパニーニをチョイス。これが、まったり&とろけるような美味しさ 写真を見ると思い出してまた食べたくなります~。
乾いた喉には、程よく冷えた赤ワインが美味しくて。店先の椅子に座って、少しいただきました。
いつも観光客で混み合うリアルト橋にて、先生と助手さんと記念写真。
先生は「昨日体重計ったら1kg増えてたわ~」と。毎日フルコースを作って死ぬほど食べているので、私も数キロ増でぽっちゃりです
リアルト橋たもとの手作りレースのお店にて。パンを置いてサーブできるようになってて素敵 なんとこれらを先生達がプレゼントしてくださいました。大感激 大切にします。
そしてまた、バーカリへ。「モッツァレッラ イン カロッツァ」。モッツァレッラをパンで挟んで衣をつけて揚げたもの。これがふわっとして、めちゃくちゃ美味しい! 先生はさっそくお店の人に、衣の美味しさの秘密を聞いてました。こういった場合、たいてい快く教えてくれて、さらに話がはずむのもイタリアではよくあること。私も分量をメモしたので日本で作ってみます。
老舗のパスティチェリアで、ドルチェを。ザバイオーネクリームのシューを食べました。郷土菓子のザレッティやバイコリも並んでいます。
迷路のような路地を歩いて、ふと見るとゴンドラが。18年前、初めてヴェネツィアに来たときに乗ったことを思い出します。
歩き疲れると、観光客が知らないような静かな建物の中庭に連れて行ってくれて、休ませてくれるのも、さすがヴェネツィア通の助手さんです。
ジェラート屋さんもゴンドラの形をして、楽しいでしょ
あっという間のバーカリ巡り、厳選したお店ばかりに案内してくれて、思いがけない素敵な経験でした。
この後は、帰ってすぐにまた料理レッスンをし、フルコースを食べて・・・。
「あなたは料理だけじゃなく、文化も持ち帰って日本で紹介したいんでしょ?」と私の仕事を理解して、短い間に色々と体験させてくれたことも大変有難かったです。
「今度は、あそことあそこにも連れて行きたいのよ!最低7日間は必要だわ、それから今度は、日本料理のレッスンもしてほしいのよ」と先生。
次回もきっと充実して忙しい滞在になりそうです
再会を約束して、出発間際のフィレンツェ行きの電車に飛び乗りました。
ヴェネツィアは何度か観光に来ているし、今回は限られた時間しかないので、ヴェネト料理に関するところに連れて行ってほしいと話すと、助手さんが「だったら、バーカリ巡りに行きましょうよ!」と素敵な提案してくれました。
助手さんは、ヴェネツィア島のリストランテで働いてたこともあり、とても詳しい様子。「明日は歩きやすい靴を履いてきてね」と言って、電車の時刻を調べ、朝の9時から13時まで、ばっちりプログラムを組んで、先生と私を翌日迎えに来てくれました。
ベネツィア島に着いて、バポレット(船)に乗りました。助手さんは定期券を持っていて、バスガイドさんのように見える景色を説明してくれます。
リアルト橋で降りて、まずは魚市場へ。活きた新鮮な魚介類が並び、日本では見られない魚も多くて、水族館に来た子供のように興奮します。(この辺はビデオを撮っていて、写真がなくてゴメンナサイ)
そして、いよいよバーカリへ。
Bacari
バーカリとはヴェネツィア島の食文化のひとつ、ワインバーのような居酒屋さんのようなところで、1ユーロ前後でチケッティという、おつまみのようなものを食べたり、オンブラ(ワイン)を飲んだりできるお店。
ヴェネツィア人は、朝から晩まで好きな時にバーカリに入って、カウンターでワイン片手に飲んだり、食べたり、おしゃべりに興じたり・・・数件はしごをしながら家へ帰るそうです。
ショーケースには、特産の生ハムやチーズ、ルーコラなどが挟まれた美味しそうなパニーニが!
私は、バッカラ(塩漬けにした鱈)ペーストのパニーニをチョイス。これが、まったり&とろけるような美味しさ 写真を見ると思い出してまた食べたくなります~。
乾いた喉には、程よく冷えた赤ワインが美味しくて。店先の椅子に座って、少しいただきました。
リアルト橋にて
いつも観光客で混み合うリアルト橋にて、先生と助手さんと記念写真。
先生は「昨日体重計ったら1kg増えてたわ~」と。毎日フルコースを作って死ぬほど食べているので、私も数キロ増でぽっちゃりです
リアルト橋たもとの手作りレースのお店にて。パンを置いてサーブできるようになってて素敵 なんとこれらを先生達がプレゼントしてくださいました。大感激 大切にします。
そしてまた、バーカリへ。「モッツァレッラ イン カロッツァ」。モッツァレッラをパンで挟んで衣をつけて揚げたもの。これがふわっとして、めちゃくちゃ美味しい! 先生はさっそくお店の人に、衣の美味しさの秘密を聞いてました。こういった場合、たいてい快く教えてくれて、さらに話がはずむのもイタリアではよくあること。私も分量をメモしたので日本で作ってみます。
老舗のパスティチェリアで、ドルチェを。ザバイオーネクリームのシューを食べました。郷土菓子のザレッティやバイコリも並んでいます。
迷路のような路地を歩いて、ふと見るとゴンドラが。18年前、初めてヴェネツィアに来たときに乗ったことを思い出します。
歩き疲れると、観光客が知らないような静かな建物の中庭に連れて行ってくれて、休ませてくれるのも、さすがヴェネツィア通の助手さんです。
ジェラート屋さんもゴンドラの形をして、楽しいでしょ
あっという間のバーカリ巡り、厳選したお店ばかりに案内してくれて、思いがけない素敵な経験でした。
この後は、帰ってすぐにまた料理レッスンをし、フルコースを食べて・・・。
「あなたは料理だけじゃなく、文化も持ち帰って日本で紹介したいんでしょ?」と私の仕事を理解して、短い間に色々と体験させてくれたことも大変有難かったです。
「今度は、あそことあそこにも連れて行きたいのよ!最低7日間は必要だわ、それから今度は、日本料理のレッスンもしてほしいのよ」と先生。
次回もきっと充実して忙しい滞在になりそうです
再会を約束して、出発間際のフィレンツェ行きの電車に飛び乗りました。