Il Diario　味の彩時記　～食★趣★暮らし～ : 2007 料理修行　ジェノバ編　その３

レストランが休みの夜、レッコのフォカッチャを食べに行こう！と連れて行ってくれました

フォカッチャと言えど、生地は薄ーくパリパリ、はさまれたチーズがとろーっとして、美味しすぎ

こんな山中に、皆がわざわざ食べに来るのも納得

　連れて来てもらわなかったら、きっと知ることがなかった逸品です。
7月のレッスンでは、このフォカッチャをお教えしますので、どうぞお楽しみに

他にこの地方の美味しい料理を色々いただきました。「僕のも食べる？」なんて、皆が必ず味見させてくれるのも嬉しかったな

　この日は着物を着ていったので、あまり食べれませんでしたが、全ての料理に興味津々なので、少しずついただきました。

イタリアでは、食事やパーティに行く機会が何度もある為、今回は思い切って着物を持参しました。旅行者と言えども、いつも軽装では私がその場を楽しめないという経験を何度かしていました。特にレストランやパーティに出掛ける時は、イタリア人はとってもオシャレな装いに変身することがあるからです。
この後も何度か着る機会がありましたが、着物を見るのが初めてのイタリア人も多いので、とっても綺麗

なんて喜んでもらえるのが、新鮮で楽しい経験でした。でも着物を着ていくと、正直おもいっきり食べれませんでしたわ。オホホ

この地方の郷土料理に舌鼓をうちつつ、イタリアって小さな街にもこんな美味しい料理があって、各地で伝統が守られていて、それで人を惹きつけている文化がすごい

と、また感動しました。
私は、料理本やガイドブックでは知りえない、現地で愛されている料理に出会うため、イタリアに来てるので、美味しいものに出会うと本当に嬉しいです。
Mino、Luca、Hiroさん、ありがとう

で、次の日Minoが私達のところに来て、「ポルトフィーノに行こう！昨日約束しただろ」って突然言うので、急遽レストランの休み時間に車を飛ばすことに。実は、「山の向こうには何があるの？」って聞いたら「ポルトフィーノという美しい街だよ」って話しただけだったのですが、私達はチェントロに行く予定を変更して、このチャンスをつかむことにしました

　イタリアにいると、予定を変更することは日常茶飯事、予想外の出来事もよく起こりますが、こういった楽しいハプニングにのるのも、楽しむコツと思います。