2007年11月

思い出すピエモンテの味♪♪

ようやく秋らしく寒くなってきましたね。
風邪が流行っているようですが、皆さんお元気ですか?


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イタリアでは今、マロングラッセの美味しい季節!
その中でもピエモンテ州のマロングラッセは特に美味しく、トリノではほとんどのお菓子屋さんやバールで並んでいます。普通見かける白い糖衣ではなく、シロップに漬けられているデリケートなものは、賞味期間が短くて現地でしか味わえないもの。まるでお菓子の宝石のような贅沢品です。お店によって製法や味わいが違うので、色んなお店で食べ比べをするのも滞在中の私の楽しみのひとつです。

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トリノの街角にあるお菓子屋さんの美しくディスプレイされたショーウインドゥ

今月のレッスンの「リコッタチーズとマロンのクロスタータ」には、イタリア産の栗で作られたマロングラッセを使っていますので、どうぞお楽しみに♪

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国立映画博物館があるモーレ・アントネッリアーナから眺めたトリノの街


ここ数年、秋にはトリノやアルバに訪れている私。(その様子は2004秋料理旅日記・2006.11のブログをご覧くださいね)
2004年にトリノの白トリュフ料理が美味しいことで有名なレストランで、白トリュフをかけたタヤリンというピエモンテの郷土料理を注文しました。オーナーがサラサラと優雅に削る白トリュフの香りが狭い店内にふわーっと広がり、私の後に入ってきたお客さんはその香りにつられて皆さんタヤリンを注文してしまうほど!その官能的な香りに感激して以来、産地であるアルバにいつか行ってみたい!と憧れの気持ちを持ち続け、昨年は嬉しいことにスイス在住のTさんとご一緒しました。
郊外のアグリトゥーリズモに宿泊し、白トリュフ狩や白トリュフ祭、マンマの料理教室に参加し、アルバの美食を堪能することが出来ました。秋のアルバはモザイクのように赤や緑の葡萄畑が一面に広がり、最高に美しい景色です。

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白トリュフ狩に行った時、怪我している足をかばって半泣きしながら山の急斜面を走ってトリュフ犬を追いかけたことは、今だから言える笑い話! それでもカメラやビデオでトリュフ犬が掘り当てる瞬間をしっかり収めました。ピエモンテ独特のチーズやバローロ、バルバレスコなどのワイン、生タイプの様々なサラミ、アニョロッティなどの生パスタ、ヘーゼルナッツ、チョコレート・・・思い出すだけでも涎が出そうです。私のレッスンではトリノやアルバのあるピエモンテ州の郷土料理を何度かご紹介していますが、これからもまた登場させたいと思ってますので、お楽しみにしててくださいねラブ

アルバが気に入ったTさんは、今年はご主人様とお友達家族で訪れ、またまた美食を楽しまれたそうです。あ~羨ましい!私もスイスに住んでいたら毎年のように行きたいなぁ。今年は行けませんが、街で一番美味しいお店で買って来たトリュフバターを料理に使って、アルバの秋を感じています。


電球11月レッスン空席できました。
・11月24日(土)11:00~
・11月25日(日)13:00~


ご興味のある方は是非お越しくださいね♪

11月レッスンが始まりました♪

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11月のレッスンが始まりました音符
Kさんが、お家で咲いている薔薇のアレンジメントを持ってきてくださいました。六甲山からようこそラブ 薔薇の近くを通ると甘い薫りがして、その度に幸せですドキドキ小

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今月は、栗のペーストとリコッタチーズを使ったクロスタータを焼いていますキラキラ クッキーのようなサクサクの生地を作って、仕上がりはクロスに飾り付けて、いかにもイタリアのお家でよく食べられている素朴なタルトの出来上がりラブ 
イタリアで食べるより甘さ控えめにしていますが、ボリュームがありますよ力こぶ お持ち帰りもありますので、タッパー等の容器をお忘れなくネ電球

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栗は栗でもこちらは、和三盆で作られたカワイイお干菓子。香川にご旅行されたNさんから。皆さんで美味しくいただきました音符 Grazie!

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会員の皆様にはご案内させていただきましたが、11月28日(水)コラボ企画で、レッスンに来られているパッチワークの先生にポットカバーを教えていただきます。これから寒くなりますが、温かい紅茶を淹れる時にあれば嬉しいものですねびっくり 初心者や苦手な方も優しく丁寧に教えてくださいますので、ご一緒に楽しく作りましょう音符 私のお手製のランチもご用意します。さっそく参加のお申し込みをいただいております。ご興味ある方は早めにご連絡くださいねラブ


では、今月のレッスンでお会い出来るのを楽しみにしていますドキドキ小

シチリアから♪

シチリアのシェフとしばらく話していなかったら、今日電話で「もうシチリアのこと忘れてしまったのかと思ったよ」なんて言われちゃった。「決して忘れる訳ないわびっくりいつも思い出してますよラブ」とちょっと大きな声になる私。実際、レッスンや我が家で登場率が高いのはシチリア料理。先日の「チーズの会」でもシチリアの珍しい料理をご紹介したところです。

15年前からイタリア各地に行ってますが、シチリアへ訪れて以来、料理の美味しさと人の温かさに感動し、心をすっかり奪われてしまいました。シチリアの魅力にハマるリピーターは多いですし、イタリアで修行しているコック仲間でも憧れの気持ちを抱く人も多いようです。私は料理はもちろんのこと、素晴らしいシェフやその家族、友達がいるシチリアという温かい場所が、大好きドキドキ小です。

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レッスンに来られて、初めてのメニューが「鰯のブカティーニ」や、「フレッシュハーブのパスタ」、「アリパシャ」等のシチリア料理だったMさん。気に入って、お家でもよく作ってくださってるようです。先日「先生の教えてくださる料理はいつも愛情を感じます」と言ってくださって、私の料理は色々な思い出や気持ちが詰まっていますので、そのように感じていただいて本当に嬉しいです笑顔
先日、憧れのシチリアへ旅行に行かれ、ますますシチリアが好きになって帰って来られました。沢山のお土産をどうもありがとうございましたドキドキ小 私のレッスンがきっかけで、シチリアを好きになってくれて、とても嬉しいです

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料理学校で教えている友人夫婦から、分厚い料理の教科書とシチリアのワインのプレゼントを預かってきてくださって、重いのに恐縮です。

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教科書を開くと、サインを見つけました。あぁ、彼らの優しさが沁みる~ドキドキ小ドキドキ大

バスソルトとローズウォーター♪

楽しみにしていたアロマテラピーのお教室で、バスソルトを作ってきました笑顔

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作り方はとっても簡単音符 天然塩と好みのアロマオイル、ドライハーブを組み合わせます。好きなローズバラはもちろん、リラックス効果のあるイランイランや冷えに効くジェニパー、風邪予防にティートリーなどを組み合わせました。2,3種類をブレンドしたほうが相乗効果があるんですってびっくり

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かわいくリボンで結んで出来上がりラブ とってもいい香りがします。これから寒くなるので、沢山作っておくとお風呂でゆっくり温まってアロマテラピーも出来て、大活躍しそうですびっくり

アロマオイルには色々あって、純度100%の天然のものを使うことが大事で、単に香りを楽しむものではなく、心や体を健やかに保ち、病気にならないために予防する手助けもしてくれるそうです。

お料理によく使っているハーブにも香りを楽しむだけでなく、薬効があります。
日本では、アロマオイルやハーブを使った療法はまだ広くは浸透していませんが、イタリアにはこれらを扱っている専門店があり、時々お店に入って興味深く観察しています。ふら~っと入るというよりは、症状があって相談しながら処方してもらう薬局のようなお店です。

フィレンツェに行くと、世界最古で約800年の歴史がある薬局「サンタマリアノベッラ」には必ず立ち寄ります。(現在は日本にも支店が増えましたね) 天然ハーブのいい香りに誘われて、現地でも高価なのについつい買っちゃいます。
ハーブソルトを作ったこの夜、素敵過ぎてまだ使ってなかった「ローズウォーター」のことを思い出しました電球 トスカーナのキャンティで料理を教えてくれたマンマも愛用していたこのローズウォーター。

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昔はワインを薄めて飲み薬に、錠剤を飲む時の水代わりに使われ、ペストが大流行した時には家中の消毒にも使われていたそうです。現在はボディローションやお風呂に数滴たらすなどの楽しみ方があるようで。。。

封を開けると、それはそれは甘美な香りでうっとりしますバラ バスソルトで温まった全身につけると、いい香りに包まれてぐっすり眠れるかしらZZZ

秋の夜長は、優雅な香りで癒されたいな~ドキドキ小 
 
  
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