来月の試作で、フォカッチャをもう5回焼いています。
フォカッチャは、リグーリア州ジェノバが発祥。街には、ピッツェリアではなく、フォカッチェリアが沢山あります。
3年前に食べた、ジェノバで一番美味しいと言われるフォカッチャ屋さんの、玉葱がのったモッチリさくっ!のフォカッチャがいまだ忘れられない ジェノバ一美味しいということは、イタリア一、世界一美味しいということ。あまりに美味しいので、瞬きもせず、じーっと作り方を見ていました。
今春5月にジェノバに行った時に食べた、ジェノベーゼペーストがのったフォカッチャも絶品でした。修行していたジェノバのレストランでは、毎日フォカッチャを焼いていて、私も数日フォカッチャ作りを任されました。「百聞は一見にしかず」 どこでも知ることができなかった作り方の秘訣が、そこにはありました
あの感動の味を再現するべく、何度も微調整を繰り返して試作しています。イタリアで作った分量と同じにしても、決して同じものは出来ません。それはイタリアと日本の材料の質や作る時の湿度、気温等が違うからです。体感した記憶を頼りに、限りなく食感や味を近づける作業を繰り返します。まだ数回は試作が続きそうです。
きっと皆さんが日本で食べたことのあるフォカッチャとは全く違って、モチッサクッの本場のフォカッチャです。入魂のフォカッチャ どうぞお楽しみに
会員の皆様に、9月レッスンのご案内をお送りいたしました。
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