2004年11月

タエコさん出版おめでとう!

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私がイタリアへ行ってる間に、
友人から彼女が出版した本が届きました。

「タエコワーズのヨーロッパ・ヴァカンス便り」
 著:内生蔵妙子 二見書房

フランス・イタリアを中心にヨーロッパ9カ国50都市を巡ったオリジナルな旅の本本で、オシャレな写真と楽しい情報が満載です。

タエコさんは、昨年のシエナ料理学校で一緒に学んだ仲間笑いです。
彼女は、スカーフで頭に“アリアーヌ巻き”をし、
サンローランの大きなサングラスをかけ、トリコロールのTシャツや
鮮やかなキャミ、ワンピースなどを着こなした、
とびきりおしゃれな装いで登場し、
いつも周りの注目をあびていました。

学校の帰りには何度も彼女のアパートに寄っておしゃべりをしたり、
一緒にキッチン用品探しをしたり、
フィレンツェの美味しいレストランに食べに出かけたり、
朝一のバスで、モンテカティーニの温泉やビアレッジョの海に
行ったりしました。
そんな街のことも本で紹介されています。
ちなみに私も写真に載っています。(探してみてくださ~い)

彼女と意気投合し、興味のおもむくままに
あちらこちらに行くことが出来たことは、
私にとって、かけがえのない素敵な思い出になっています。
一緒に買ったシエナ名物のピチ(パスタ)棒とか見ると
タエコさんを思い出します。

彼女は考えるより、いつも先に行動してました。
イタリア語も単語を並べただけで、臆せず話していましたが、
一生懸命に身振り手振り、明るい声で話すので
イタリア人も思わず笑顔になり、楽しいムードになります。
言葉より、コミュニケーションしたいという気持ちが大切だと
目から鱗が落ちた気分でした。

とてもかわいい人ですが、バイタリティや好奇心、行動力はすごい!
帰国後、病気で休養していましたが、
何事にも前向きな彼女なので、元気になり、
こんなステキな本が出版出来たのだと思います。

彼女の個性が光る、センスあふれるページの数々。
ワクワクしながら本を読んでいます。
この本のお陰で行きたいところが増えちゃった飛行機
(主人は苦笑いしていました困った

タエコさん、ご出版おめでとうびっくりびっくり

コーヒー風味のパネットーネ

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帰ってきてから、荷物の整理や家のこと、レッスンの準備に追われています。

帰国した日は、寝言で「ミラノ、鰯・・・」と何度も言っていたようです。
変な寝言で私も意味不明なのですが、きっと帰国前日にミラノで
レストランに行けなかった(日曜日はほとんどのお店が休み)ことを
無意識のうちに悔やんでいるのだと思われます・笑

この時期は、1週間ほど前から、フィレンツェやミラノなどで
クリスマスの電飾が始まり、クリスマスムード一色になります。キラキラ

そして、クリスマス名物のパンケーキ「パネットーネ」もお店に並び始めます。
シエナのCOOPでも、赤い箱に入って手頃なお値段で売られていましたが
パネットーネはミラノの名物なので、どうしてもミラノで手作りの美味しいものが
手に入れたくて、帰国前日のミラノまで買い控えていました。

あいにくミラノ滞在日は日曜日で、
お店はほとんど開いてなかったのですが
ドゥオモ近くのパスティッチェリア(お菓子屋さん)で
美しく並べられているパネットーネを発見しました。

お店の人にあれこれ聞いて、チョコ、コーヒー、ノーマルの3種類が
あることが判り、ドライフルーツ(干しぶどうや果物のピール)が入った
ノーマルなものを注文しました。

ゴールドの紙に包まれ、オーガンジーのリボンをかけられた直径20cmほどのそれを、
つぶれないように手荷物で丁重に持って帰ってきました。

昨夜、ワクワクしながらリボンをほどき、紙をはがしました。
茶色い生地にお砂糖やアーモンドがのった生地が見えました。
「えっ?」っと思い、そっと切り分けるとなんと中身も茶色!
「これ、コーヒーちゃうのん!?」
そう、なんとドライフルーツではなかったのです。
きっと、店員のおじさんもドライフルーツのつもりだったのでしょうけど
取り間違えたのか、中身を入れ間違ったのか・・・。

パネットーネはクリスマスのリッチなパンで、
昔から人々が今後1年飢えずに暮らせますようにという意味を
こめて食べるようになったと言われています。
作るのは結構時間がかかります。

コーヒー風味のパネットーネ、味見をしてみると
生地が適度にしっとりして、なかなか美味しいです☆

12月のドルチェ「クリスマス風ザバイオーネ」は
このパネットーネにザバイオーネクリーム、フルーツをのせて
作りたいと思っています。

コーヒー風味のパネットーネなんか珍しくて
日本でほとんど食べることはないんじゃないかしら。
どうぞお楽しみに☆

ただいま!

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ただいま帰りました!

秋の味覚を思いっきり堪能して、
北はミラノ、トリノ、ボローニャ、南のソレント、
中部のシエナ他、各地を巡ってきました。

初めに計画を立てたとき、いつか倒れるのでは?と思うほどハードなスケジュールだったのですが、ほとんどトラブルもなく元気に毎日忙しく過ごすことができました。

イタリアに行くと、いつもすこぶる元気になる私です!走る

お世話になったシェフや先生方、ステイ先のシニョーラ、友人達と別れるときはいつも楽しかったことを思い出し、感謝の気持ちでいっぱいで胸がキュンとなって、涙がにじみました。悲しい

移動の時には、20kgほどありそうなスーツケースに思い出と
料理のレシピをいっぱい詰め込んで、次の地へ向かいました。
そんなスーツケースも、帰りの関空で底面が壊れ、
今回で旅のお供は最後になってしまいました。
13年間、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどを一緒に旅した相棒にお疲れさま。
よくがんばってくれたわ拍手

どの街の郷土料理も、それぞれ長い年月に渡り受け継がれ、
守られ、愛されてきた温もりあるお料理にたくさん出会うことができ、
とっても有意義な充実した毎日でした。

帰路の飛行機では、スプマンテで自分に乾杯☆(写真)

そして、出会った人たちにGrazie mille!!
Spero di revedervi prestissimo!

ハート今回のイタリアでの日々は随時アップしていく予定ですので
お楽しみに!

いってきます☆

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いよいよ明日出発飛行機

この写真はお土産の一部。


イタリアに住む友人の婚約者(イタリア人)とその家族が
日本茶が好きなので「一保堂」の煎茶を。
私は甘みが感じられる宇治茶が大好きびっくり
イタリア人が日本茶好きなんて、意外だけど嬉しいです♪
そして「原了郭の黒七味」。竹筒に入って風情があり、
しかもコンパクト!
家では、おうどん等にかけていますが、
パスタや炒め物にもイケそう!

ここ2,3日は、夕食のついでに
お惣菜をダーッと作って、ジップロックにつめてます。
野菜をベースにしたおかずが30袋ほど冷凍庫に並びました。
主人が外食ばかりだと体に良くないし、
近くには夜12時まで開いてるスーパーもあるんですけどね。
自分のことより、主人のほうが心配かな(笑)
私のワガママを聞いてくれ、応援してくれる優しい夫に
いつも感謝していますドキドキ大

実家が近いので、母が時々様子を見に来てくれるようで、
忙しい主人も大助かり笑い温かい家族に支えられて、
イタリアに旅立てる私は幸せですまる

今回は北から南まで結構ハードに巡ります。足跡
イタリア中の美味しいものが集まる見本市が催されるトリノ、
美食の街ボローニャで料理学校、
料理学校で出会った友人と途中から合流し、
ソレントで料理コース、シエナで料理学校に通います。

昨年シエナの料理学校で出会った友達と
またイタリアで再会できることが夢のようです。
同じ時期にまた料理学校で学べるなんて、嬉しい!
みんな料理に対する情熱がすごいです。
一人は1年間料理修行をするようで、羨ましい限り。
主婦になったら、長期間はなかなか難しいです。

イタリアで出会った友達は、料理の話や情報交換、
将来のことを語ったり、励ましあうとてもいい仲間です。笑顔

また実り多い留学になりますように!
行ってきます力こぶ

ハート矢P.S 日記は1ヶ月ほどお休みします。むこうで時間があれば
    BBSに近況を書き込むかも!?
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