ようやく秋らしく寒くなってきましたね。
風邪が流行っているようですが、皆さんお元気ですか?


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イタリアでは今、マロングラッセの美味しい季節!
その中でもピエモンテ州のマロングラッセは特に美味しく、トリノではほとんどのお菓子屋さんやバールで並んでいます。普通見かける白い糖衣ではなく、シロップに漬けられているデリケートなものは、賞味期間が短くて現地でしか味わえないもの。まるでお菓子の宝石のような贅沢品です。お店によって製法や味わいが違うので、色んなお店で食べ比べをするのも滞在中の私の楽しみのひとつです。

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トリノの街角にあるお菓子屋さんの美しくディスプレイされたショーウインドゥ

今月のレッスンの「リコッタチーズとマロンのクロスタータ」には、イタリア産の栗で作られたマロングラッセを使っていますので、どうぞお楽しみに♪

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国立映画博物館があるモーレ・アントネッリアーナから眺めたトリノの街


ここ数年、秋にはトリノやアルバに訪れている私。(その様子は2004秋料理旅日記・2006.11のブログをご覧くださいね)
2004年にトリノの白トリュフ料理が美味しいことで有名なレストランで、白トリュフをかけたタヤリンというピエモンテの郷土料理を注文しました。オーナーがサラサラと優雅に削る白トリュフの香りが狭い店内にふわーっと広がり、私の後に入ってきたお客さんはその香りにつられて皆さんタヤリンを注文してしまうほど!その官能的な香りに感激して以来、産地であるアルバにいつか行ってみたい!と憧れの気持ちを持ち続け、昨年は嬉しいことにスイス在住のTさんとご一緒しました。
郊外のアグリトゥーリズモに宿泊し、白トリュフ狩や白トリュフ祭、マンマの料理教室に参加し、アルバの美食を堪能することが出来ました。秋のアルバはモザイクのように赤や緑の葡萄畑が一面に広がり、最高に美しい景色です。

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白トリュフ狩に行った時、怪我している足をかばって半泣きしながら山の急斜面を走ってトリュフ犬を追いかけたことは、今だから言える笑い話! それでもカメラやビデオでトリュフ犬が掘り当てる瞬間をしっかり収めました。ピエモンテ独特のチーズやバローロ、バルバレスコなどのワイン、生タイプの様々なサラミ、アニョロッティなどの生パスタ、ヘーゼルナッツ、チョコレート・・・思い出すだけでも涎が出そうです。私のレッスンではトリノやアルバのあるピエモンテ州の郷土料理を何度かご紹介していますが、これからもまた登場させたいと思ってますので、お楽しみにしててくださいねラブ

アルバが気に入ったTさんは、今年はご主人様とお友達家族で訪れ、またまた美食を楽しまれたそうです。あ~羨ましい!私もスイスに住んでいたら毎年のように行きたいなぁ。今年は行けませんが、街で一番美味しいお店で買って来たトリュフバターを料理に使って、アルバの秋を感じています。


電球11月レッスン空席できました。
・11月24日(土)11:00~
・11月25日(日)13:00~


ご興味のある方は是非お越しくださいね♪