レストランで毎日充実した時間を過ごしていましたが、パスティッチェリア(お菓子屋さん)の見学にも行けることにびっくり小さなお店かと思いきや、地下に大きな工房を持つ素晴らしいパスティッチェリアでした。

82a84446.jpg
14f9aa06.jpg


左:マルツァパーネ 名産アーモンドパウダーで作られたマジパン。職人が素早く練り上げて作られていきます。想像してたより甘すぎず柔らかくて美味しい笑顔

右:シチリアに来たら絶対食べるべき「カンノーリ」。揚げた皮にリコッタチーズのクリームがたっぷり詰まっています。出来立ては格別冠こんなに美味しいチーズは日本では手に入らないから、ここだけの贅沢キラキラお土産に型をいただいちゃいましたまるここの職人の手でひとつずつ作られた皮は、イタリア各地のパスティッチェリアに卸され、そこでクリームが詰められる仕組みです。

カッサータやクッキー、ジェラートの作り方も教えていただきました。ブリオッシュパンにはさんだジェラートも、本当に美味しくて、今思い出してもまた食べたいOK。ここで食べたお菓子はどれも甘さ控えめで、素材の味がしっかりする素朴なものばかりで、本当に美味しかった拍手

お昼は、シェフのご家族にご招待いただき、奥様の手料理をいただきました。トマトのスパゲティの美味しさに仰天びっくり今までに食べた中で一番美味しいクラッカー
ナポリ大学で日本語を勉強しているお嬢さんもいて、日本人が来てるというのでわざわざシチリアに帰ってきてくれました。見学後、一緒に街を散策して、とても楽しい時を過ごしました。

81e4c8d5.jpg
4971cdd2.jpg


レストランが終わると、シェフや友人達が毎日のように夕食に誘ってくれました。この日は、「ミルツァ」を食べに連れて行ってくれるというので、パレルモの
「Antica Focacceria San Francesco」へ。風格ある店の佇まいで、店内は歴史を感じさせる写真があちらこちらに飾られています。大きな鍋で作られる脾臓の煮込みと、カチョカバッロ・チーズの細切りがパンにはさまれてボリューム満点ブタ。ガブリッとかぶりつくと、意外にもあっさりした味わいで、やみつきになりそうまるパレルモの醍醐味をお腹いっぱいに感じた夜でした。

ec496d2d.jpg
795aec62.jpg


ホテルのオーナー、サントが作ってくれたアップルタルト。料理学校の先生でもある彼のお菓子は、プロ級に美味しい拍手。セミフレッドも作ってくれて、いつも朝食は豪華でした音符お礼に夕食に手巻き寿司を作ってあげたら、気に入ってくれました。

シチリアとお別れの日。ギリギリまで滞在を延長したけど、次の修行の地、カラブリアへいよいよ出発です。
シチリアでは、美味しい料理が学べたことはもちろん、出会った人全てが温かく親切で、想像以上に素晴らしい滞在になりました。
右写真は、ホテルオーナー夫婦。お陰で無事毎日を過ごすことができました。電車のホームまでお見送りに来てくれて、みんな涙でいっぱい悲しい
また会いに来ますラブ