2013年10月

ヴェネト☆プロセッコ

ミラノからベネト州ヴェネツィアモリアーノへ。
友人のTeresa宅でお世話になります。
 
彼女とは、よくスカイプで連絡を取っています。
イタリアに着いてからも毎日のようにかかってきて、
「ベネトでのプログラムは、ばっちり組んだわよ!
沢山動くから、ミラノでは休んでおいてね」とのこと。
私が行くのを楽しみにしてくれているようでした。
 
ある日は、栗祭りに出掛け、
その後、プロセッコの村へ。
プロセッコ街道は、
くねくね曲がり道を車でどんどん登っていきます。

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     途中、いくつかのワイナリーを通り過ぎました。
遅い時間になってるので、
「他でも販売してるしティスティングも出来るみたいよ」
と促してみたのですが、彼女は首を縦に振りません。
彼女の目的のワイナリーはただひとつ。
道に迷いながら、何人かに尋ねて、ようやく到着しました。

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 そこは、ヴァルドッビアデーネの近く、特に日当たりが良くて
標高が高い急斜面の丘陵地エリアのワイナリーで、
ハイクオリティなプロセッコを作っていました。
 
プロセッコとは、ベネト州のぶどう品種で、白の発砲ワイン。
ベネトにいると、前菜の時からよく登場します。

   10 veneto-prosecco
 
見晴らしは最高です。
でも歩くだけでも大変な急斜面。機械は通らないから
手摘みのようですが、とても骨が折れる作業だなぁと思いました。
 
ティスティングルームでは、3種飲み比べましたが
香りが良くてフルーティ、ほどよいコクがあった1本を選びました。
「Valdobbiadene cartizze superiore」
 
海外には発送してくれないとのこと、
ワイン好きの大切な友人へのプレゼントに
スーツケースに入れて、大事に持ち帰ることにしました。
   

ミラノ

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テレビをつけたら、「2013・ミスイタリア」をやっていました。
今年は、シチリア出身の彼女。
ナチュラルな笑顔が印象的でした。

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フィレンツェからミラノへ移動。
眠い目をこすりながらフィレンツェSMN駅に着いて、
案内を確認すると、すべての電車が遅れていました。
もちろん私の乗る列車も。アイタタタァ・・・
結局1時間遅れて出発しました。
イタリアでは、出発間際にホームが決まり、表示が出たら、
自分が乗るホームに急いで行かなければいけないのが
いつも大変!(たまに急な変更もあり)
スーツケースと10kgくらいの大きなバックを持ってる私は
ありったけの力をふりしぼって、自分の車両まで行き、
高いステップを登って、荷物置き場に無事置くことができたらホッとします。
日本が、とっても快適なことを痛感する瞬間です

ミラノ初日は、Aちゃんとシェラトンのアペリティーボへ。
Aちゃんは、ミラノでいつも私の仕事をサポートしてくれてる
優しい元生徒さん

シェラトンのアペは大人な雰囲気が素敵
ビュッフェ形式で、たっぷりいただけます。
夕食前の食前酒とおつまみがあるのが一般的なアペリティーボですが、
ミラノは発展していて、ビュッフェのような感じで沢山食べられるところが多く、
最近はデザートまで出すところもあるそう。
夕食前というか、もうこれが夕食になりますね。

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翌日は、友人宅で料理を教わりました。
玉葱のタルト、ズッキーニのカルボナーラ、カッスーラなど。
ロレンツォは、料理雑誌関係の仕事をしていますが、
いつもとっても美味しい料理を教えてくれます

カッスーラは、豚足やスペアリブ、サルシッチャ
キャベツなどと煮込んだミラノのクラシックな家庭料理。
寒い冬に体の芯から温まる、味わい深い美味しさ
ミラノや北部の人に、カッスーラを教わったと言うと
あれは美味しいよね!と誰もが羨ましそうに言います。

ロレンツォ家族、Aちゃん、Tさん親子、Cさんと1年ぶりの再会も出来、
とっても楽しい夜でした

フィレンツェ

イタリアでの夕食は、いつもだいたい20時以降に始まります。
ほぼ毎日フルコースで教わって食べていたので、
そろそろ胃袋を休めたいところ、
フィレンツェに到着。

フィレンツェでは、料理レッスンはちょっと休憩
食材や調理器具などのお買い物や
体調を整える滞在です。

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ショーウインドーのディスプレイが可愛くて、
カメラを向けることもしばしば・・・
ちょっとリアルな茸のプレート、トスカーナ風暖炉のディスプレイ、
旬の葡萄のスキアッチャータも、よく見かけます。
老夫婦が手をつないで、仲良く歩いてるのも微笑ましい。
中央市場に行くと、日本語で「うまいは世界中同じ・感謝」という
くまさんのサインを発見!

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フィレンツェサンタマリアノベッラ駅近くのお店、「i’ Vinaino」。
「今日は、当店のスペシャリテ・イノシシのパッパルデッレがあります」って
店先に書いてます。

それは美味しいに決まってるけど、今日食べたいのはお肉じゃないの。
そして、トスカーナ名物のサラミや、チーズでもない。
しばらく何にも食べたくないくらい弱ってる時は、
ここの大好きなアレしかない!

トマトソースに、唐辛子、ニンニクの風味をきかせたシンプルな
スパゲッティ カレッティエーラ。
食べ疲れた胃袋に、染み入る美味しさ。
今日一日は、この1皿のみ。

厨房を覗くと、女性の料理人が作っているようでした。
どうりでマンマが作ってくれるような優しい仕上がりです。
ここのカレッティエーラは、癖になる美味しさがあり、
実は翌日も食べたかったのですが、
きこり風ペンネにしてみました。
これもなかなかイケる!

ここはランチに一人で食べに来る人も多く、コスパも良し♪
サクッと食べたいときにはおススメです

「i' Vinaino」
50123 Firenze
via palazzuolo, 124/R
TEL:055/292287

アレッツォ

アレッツォに到着後、すぐに料理の支度が始まりました。

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まずは、夕食に使うカーボロネーロ(黒キャベツ)やキャベツ、
ビエトラ、葡萄などの収穫です。
お庭で、野菜や果物、ハーブ、鶏の卵、薔薇・・・
沢山育てていらっしゃいます。
期待が膨らむ、今夜の料理

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白いんげん豆や黒キャベツ、じゃがいもなどたっぷり使ったスープを作り、
余ったパンとオーブンで焼いた、トスカーナの郷土料理、「リボリータ」。
一度、料理学校で習ったのですが、
もっと美味しいリボリータのレシピが知りたくて
リクエストしたのが、本当に本当に美味しくて・・・
優しく実直なお人柄が料理に現れているようでした。

リボリータには、ピリリと辛いトスカーナのオリーブオイルが合いそうです。
ちなみに、この日は赤玉葱を1/4にカットして、一枚ずつはがし、
スプーンのようにリボリータをすくって、いただきました。
玉葱の辛味がアクセントになって、これも美味!

この時期旬の葡萄を使ったパン、「葡萄のスキアッチャータ」。
種も一緒に食べるイタリア人は多いようですが、
食べやすいようにアレンジして、作ってみたい美味しい1品です

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ピンクの小花柄ネルのワンピースを着ているマンマが可愛い!
生地をこねているテーブルは、こね板やまな板、
麺棒が収納できるようになった優れもの!
1750年代くらいには、どこのお家にもあったそうですが、
今は使っている人が少ないそうです。
テーブル板は大理石で、ドルチェ作りにも最適。
マンマは、このテーブル台の上で産声をあげたそうで、
愛着がおありなのも納得です。

豆や粉類を入れているガラス瓶や、テラコッタ鍋、鍋敷き・・・、
代々受け継がれた道具を大切に使っていらっしゃることにも
感銘を受けました。

薔薇やお花の絵、飾り皿、
動物達が描かれた壁のタイルやクッション、
可愛いらしいものに囲まれた、
憧れるようなトスカーナの暮らしがありました

モデナ

しばらくWIHIの繋がらない環境にいましたが、
ようやくUP出来るようになりました

ペスカーラから電車で3時間半の、モデナへ。

 10 Cucina di Giovanna

モデナのマンマは、生パスタを長い麺棒でのばして作る名人
見事な棒さばき、スピード、均一に美しく薄くなっていく様子は
芸術的で、惚れぼれするほどです。
麺棒で作れる人が貴重になった今、
イタリアの宝とも言える彼女から
出来るだけ多くの技を教わっておきたいと思っています。
マシーンでのばす生パスタでは決して出ない、歯ごたえ、美味しさが
彼女のパスタにはあるのです。

今回も多くの美味し生パスタ、料理を教わりました。
鶏肉やリコッタチーズなどを詰めた
「カッペレッティ イン ブロード」は悶絶もの
レッスンで、きっとご紹介しますね!

10 Giardino di Giovanna

曇りや雨続きだったある日、
料理中に、「今日は気持ちいいお天気だったわね」なんて言ったら、
フライパンの火を止めて、
「お庭に1本だけ赤く色づいた樹があるのよ、ちょっと見に行かない?」と、マンマ。
こんな中断は初めてで、ちょっと楽しい
街中から離れたこの辺は、暖炉の火を入れるほど寒くなっています。
1本だけ綺麗に赤く染まってました。
葡萄もつまんで、一足早い秋を感じていました。

10 aceto balsamico

いつものバルサミコ酢醸造所にも連れて行ってもらいました。
家族経営の小さな醸造所で、丁寧に作られています。

「38年ものがあるんだよ、味見するかい?」とオーナー。
濃厚で格別なお味!
そして、バルサミコ酢を仕込む一番初めの葡萄の搾り汁も
味見させてもらいました。
7種類の葡萄を使ってるそうで、ごくごく飲みたいほど美味しかった!
「この搾り汁が、君と同じくらいの年齢(時間)を経て、
美味しいバルサミコ酢になるのさ」との言葉には、
感慨深いものがありました。
38年もの、レッスンでお出ししますね

そして、最終日。
お庭の洋ナシで作ったカラメラータや、モスタルダ、ジャム、
サーバ(葡萄汁を煮詰めたもの)の大きな瓶を渡してくれるマンマ。
これまたがんばって、次の街まで運ぶしかないでしょ・笑
どこでも買えない、私にとっては宝物です。

次は、トスカーナ州アレッツォへ向かいます

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