2006年11月

プーリアのパンと絞りたてオリーブオイル

先日、パンの先生Nさんにクルミパンをいただきました。

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さっそく夜のレッスンまでに、パクッと食べちゃいました。美味しかったですラブ

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私がイタリアに行ってる間に、Nさんは台湾へ、Yさんはオーストラリアにご旅行に行かれたそうで、いいですねー笑い左は台湾のお茶、右はキッチンクロスと珍しいエミューのリップクリーム。異国の素敵な香りだわ~。Grazie!

さて、私といえば、先日からプーリアのパンを焼いています笑顔
今日は、発酵が一番上手くできました。25cmくらいの大きなパンですまる


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プーリアのパンは、ビガという発酵スターターを作ってゆっくり発酵させ、翌日ビガを加えて生地を作ります。時間はかかりますが、ゆっくり自然に発酵させることで天然のような風味になり、くせになるような美味しさです。
Giovannaに教わったように作っていると、イタリアでの楽しかった料理レッスンを思い出して、帰ってきてまだ1ヶ月も経っていないけど、またイタリアが恋しくなってしまいます。

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セモリナ粉の風味が美味しいのびっくり
作って分かったことですが、このパンは焼きたてより、2,3日経ったほうがより美味しいのです。

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シチリアのオリーブ収穫に行った日に、絞りたてのオリーブオイルをいただいたので、それにつけて食べると、とってもシアワセ~ドキドキ大
レッスンでも使っているノンフィルターのオリーブオイルですが、絞りたて(イタリアではNuovoといいます)は、まだ香りが青々とし、フレッシュで、写真を撮っている時にもその香りにウットリするほどキラキラ
レッスンでもご賞味くださいねドキドキ小

2006.10&11月レッスン終了♪

10&11月のレッスンが終了しましたびっくり
今月も沢山の方々にお越しいただき、ありがとうございましたドキドキ小

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天使 エチェルシオール

海老と茸クリームの生パスタ。生パスタは「シャラティエッリ」という短めの平麺をご紹介しました。
あっさりめのクリームで、皆さんに大好評クラッカー クリーム系があまりお好みでなかった方にも喜んでいただけましたびっくり最後に残るソースまできれいに召し上がられ、嬉しかったですドキドキ小
このソースは簡単なのに、手が込んだ味がして誰にでも喜ばれるパスタ。ぜひお家で作ってみてくださいね音符

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天使 鯖のトマト煮

旬で脂がのって一番美味しい鯖を使った簡単なトマト煮。仕上げに、イタリアで買ってきたペコリーノチーズをかけて、焼き上げました。普段、味噌煮や塩焼きオンリーの方々に、こんな料理法もあるんですね!と驚かれました。野菜の栄養も摂れる健康的な1品です。

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天使 カントゥッチ

トスカーナ州フィレンツェ郊外のプラトーで生まれた名物ビスコッティ。YAE流に風味豊かにアレンジしてご紹介。アーモンドの他、ビターチョコやピスタチオを加えて彩りも良くキラキラ

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ピスタチオは、ねっとり感があり風味良く、色も綺麗で上質なシチリア産を使用。

混ぜて2度焼きするだけの素朴で簡単なお菓子で、これも大好評でした。チョコレートが入ったほうが断然美味しい!との声も多かったですねOK沢山出来たので、お持ち帰りしていただきました。お友達にも作って差し上げると、失敗もしにくいし、喜ばれることと思いますまる

今回も、とても簡単なのに美味しいOKと沢山の方に言っていただきました。
皆さんの美味しい笑顔を見る時、ご家族やお友達に作って喜ばれましたとの声をいただくことも多く、私が最も幸せを感じる、またお教えしたい!と思える源でもあります。これからもどうぞお楽しみになさってくださいねラブ

今週末から12月のレッスンが始まります笑顔
クリスマスパーティに役立つお料理をご紹介しますので、お楽しみにクラッカー


木 12月19日(火)18:30~ 追加しました

 

アルバ トリュフ狩り&料理レッスン

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アルバでは、アグリトゥーリズモに宿泊。街の中心から車で5分。アグリの後ろにはぶどう畑が広がり、空気もきれいクローバー

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朝食は、クッキーやチーズ、サラミ、甘ーい葡萄などフルーツ、ジュース、カプチーノ・・・と豪華で嬉しいキラキラ

そして、この日はアルバ滞在目的のひとつ、「トリュフ狩り」へ。
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バローロの畑が見渡す限りに広がる美しい景色は、ころころと移り変わり、飽きることがなく・・・

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行く途中の丘の上に、こんなカラフルな建物がびっくり

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Tさんとの楽しいドライブ車で目的の山に到着。さっそくトリュフ名人とトリュフ犬と参加者5名で、杖を渡され森の中へ。
犬は、ふらふら~と横道へそれようとしますが、名人は杖を使って犬にトリュフのありかを知らせます。

トリュフは、樫や楢の木の根に共生する珍しいキノコ。毎年出来る場所は同じだそうですが、人間が土の中から見つけるのは至難の業で、特別に訓練された犬の嗅覚を使って掘り当てます。

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「ここほれ、ワンワン犬」 この道6年の犬が土に鼻を押し当てます。
名人が、斧のような道具を使って慎重に土を掘っていくと、白トリュフが姿を現しましたびっくり「森のダイヤモンド」とも呼ばれる白トリュフは、眩しい存在と香りを静かに放っていました。その新鮮な香りは、思わず吸い込まれるほどのインパクトキラキラ。名人が上着のポケットに入れても、ほのかに周辺に漂っています。
お手柄の犬は、白トリュフの代わりに、ドッグフードのようなクロケットをもらって満足していました。そして、掘ったところは、他の人に見つからないように、元のように土と葉っぱを戻します。
この日は、お天気がよく暑かったので、1時間ほどで犬はくたびれモード。それでも3個も見つかりラッキーでしたまる

トリュフは、気象条件や土質など繊細な条件が整わないと成長しないもの。名人曰く、「月の満ち欠けによってもトリュフの出来は左右するんだ、なぜか分からないけどとても神秘的だろ?」とのこと。言葉に重みがあり、印象的でしたキラキラ これからトリュフを食べる時は、よりいっそう有難みが増すことでしょう。

お昼は、名人の奥様がシェフをされているリストランテでいただくことに。

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「Agnolotti dal plin」。アルバで2度目の「アニョロッティ・ダル・プリン」。小さなラビオリの中にひき肉、ほうれん草などが詰められています。もちもちのパスタが絶品拍手 お土産にバローロワインを買い、アグリへ戻って、さっそくマンマの料理教室へ参加ダッシュ

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前菜からドルチェまでピエモンテの伝統料理6品を教わり、みんなで夕食料理

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これは、「ブラサート・仔牛の赤ワイン煮込み」
自家製ワインとともに、北欧から来た参加者と計6人で楽しく夕食クラッカー
この時期は、各国からの観光客や輸入業者の方などピエモンテ州の美食を楽しみに来られる人も多く、行く先々で外国の人と話したり、テーブルを囲むのも楽しいことでした音符

こうして2日間のアルバは、盛りだくさんのスケジュールでしたが、Tさんがご一緒してくださったお陰で、とても楽しい滞在になりましたにっこり


2006.12月受付中!

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 12月のレッスンお申し込み受付中です。クリスマスパーティクラッカーにぴったりのメニューですので、どうぞお楽しみに音符

木小玉葱のアグロドルチェ 
  モデナのマンマに教わった小玉葱の甘酸っぱいバルサミコ酢煮込み。チキンの付け合せに。

木ポテトのスフォルマート
  シチリアでパーティをした時に好評だった1品。ベシャメルソースなど詰め物をして、オーブンで焼きます☆  

木但馬鶏の蒸し焼き マスカルポーネソース 
鶏一羽を鍋で蒸し焼きにします。最後には美味しいマスカルポーネソースの出来上がり♪簡単で豪華☆

木今月はトータルで約3時間の予定となります。


イタリアで買ってきた食材も登場して、パーティ気分を盛り上げますクラッカー
それは、当日のお楽しみ~キラキラ

残席が少なくなってきていますので、お申し込みはお早めにどうぞラブ
(23日(土)11:00~追加しましたびっくり


アルバ トリュフ市へ

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トリノからアルバへ、10:15発の直通電車電車で向かいました。
とってもすいていて、楽ちん音符
電車に乗る時は、ホーム番号を確かめて、チケットに刻印し(これを忘れるときっちり罰金困った)、乗り込みます。
なので、電車が出発ぎりぎりにホームに入ってくると、ちょっとあせります。
ホームナンバーを確かめるや、スーツケースをがーっと押しながら小走り走るで、予約している車両を見つけ、大きな段差を引きずるようにスーツケースを持ち上げます(近くの人が手伝ってくれる時はラッキー)。そして、荷物置き場にチェーンでスーツケースをくくりつけ、席に着きます。
一度、荷物置き場がない列車で通路に置いてると、乗務員が「スーツケースを頭の上の棚に置きなさい」とのたまわったことがあり、耳を疑いましたショック。「20kg近いので置けませんびっくり」と言うと同時に、同じコンパートメントに座っていたイタリア人皆が口を揃えて抵抗してくれるというハプニングがありました。
近頃は、電車が遅れることは少なくなったような気がしますが、以前、出発時刻になっても電車が来ず、ホームが急に変わったことをアナウンスで知らされた時などは、スーツケースを持って、階段を駆け下り&上ったことがあり、生きた心地がしませんでしたドクロ。なので、いつも鉄道に乗る時は、ちょっと緊張が走ります。


さて、アルバに無事到着。オープンカーに乗ったホテルオーナーが迎えに来てくださり、さっそく荷物を置いて、街へ散策に。

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いつもは静かな街も、この時期はヨーロッパ中からの観光客で賑わっています。ドゥオーモ広場で、スイスから来るTさんと待ち合わせ。前回のレッスンの時、急遽ご一緒できるということになり、チューリッヒから車で来られました。車でイタリアへ旅行できるなんて、素敵で羨ましいキラキラ

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ピエモンテ州アルバは、世界でも有名な白トリュフの最高級産地冠
その白トリュフが旬を迎えるこの時期に開かれているのが「白トリュフ市」。入場料1ユーロ。以前からずっと本場に来たくて、楽しみにしてました。
会場内もとても賑わっています。この辺りの名産であるバローロ、バルバレスコなどのワイン試飲の他、サラミやハム、チーズ、お菓子、詰め物パスタなどもあり楽しいクラッカー思わず夕食があることも忘れ、試食&お買い物してしまいました笑いオススメはトリュフのサラミOK

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ずらーっと、白トリュフが透明ケースの中で鎮座しています。もっと手に届かないお値段と思いきや、Tさんとふむふむとショーケースを覗き込んでいました。買っても香りが飛ぶし、日持ちするトリュフ入りバターやクリームをお土産にすることに。

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売り手も買い手も真剣な眼差しびっくり


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夜は1ヶ月前から予約していたアルバで評判の「Enoclub」へ。煉瓦造りの店内は、とても素敵で寛げる雰囲気キラキラ
この「carne cruda(生牛肉のたたき)」は、さっぱりしていて、とてもとても美味しい拍手トリノで知り合ったMさんが絶賛していたのも頷けますOK


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白トリュフのタヤリン。タヤリンとは、ピエモンテ州の方言で手打ちタリアテッレのこと。
 白トリュフの香りを堪能するには新鮮さが命まる産地でいただく濃厚で官能的な白トリュフの芳香は、格別です。この贅沢な時間を止めて欲しいびっくり白トリュフのタヤリンのことは、以前旅行記に書いていますので、そちらもよろしければご覧ください。ちなみに、白トリュフは、+30ユーロでした。




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左:牛肉のバローロ煮込み。トロトロに柔らかく美味!
右:小菓子たち。手前のチョコレートでコーティングしたほおずきが、爽やかでした。

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濃厚なパンナコッタに、お菓子の先生Tさんも絶賛されてました笑顔
ピエモンテの郷土料理をライトに仕上げたとても美味しいリストランテでの楽しく素敵なディナーでしたキラキラ


翌日は朝からトリュフ狩りへダッシュ


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